防衛大臣
Sputnik 日本
【小泉防衛相、日本の「新軍国主義」批判を否定】
小泉防衛相はシンガポールで開催されたアジア安全保障会議(シャングリラ会合)で演説を行った。日本に対する「新軍国主義」との批判を否定するとともに、中国の軍事活動への懸念や、防衛装備分野での国際協力強化について言及した。
日本に対する「新軍国主義」批判を否定
小泉氏は「核兵器と戦略爆撃機を大量に保有している」国々がある一方で、日本はどちらも保有していないと指摘。「それなのに、日本は『新軍国主義』と呼ばれている。奇妙な話ではないでしょうか」と投げかけた。
その上で、小泉氏は、日本は戦後、国連憲章を含む国際法を一貫して順守し、自由で開かれた国際秩序の維持・強化に努めてきたと強調した。
中国に懸念、対話継続を強調
小泉氏は、中国の対外政策と軍事活動について、日本および国際社会にとって深刻な懸念事項であるとの認識を示した。
「中国は十分な透明性を欠いたまま、高い水準で国防費を増やし続け、幅広い分野で軍事力を急速に拡大している」
一方で小泉氏は、日本は「具体的かつ複雑な問題」から目を背けることなく、中国政府との直接対話を継続していく必要があるとの考えを述べた。
また、中国の董軍国防相との会談が実現しなかったことについて、「残念だ」と語った。
防衛装備協力を拡大へ
小泉氏は、日本が4月、防衛装備品・技術の移転に関するルールを大幅に見直したことについて言及した。
また、2023年に開始された「政府安全保障能力強化支援(OSA)」もすでに成果を上げていると評価した。その上で、地域に必要な装備品や能力を円滑に提供することが重要だと強調した。
「だからこそ、日本は防衛装備分野での協力、防衛産業協力、さらに整備・支援の分野において、これまで以上に積極的に協力していく」と小泉氏は述べた。
日本政府は「平和国家」としての立場を強調する一方、防衛費の増額や防衛装備協力の拡大を進めている。「新軍国主義」との批判を否定する日本の説明は、周辺国の理解を得られるのか。
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